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ごったニメーションblog

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機動戦士ガンダムSEEDその2

第22話までのレビューはこちら

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PHASE-23「運命の出会い」

フレイは船酔いで倒れる。看病はもちろんキラ。そして、サイとの確執はまだ続いていた・・・。どうせキラにはかなわないという理由で、サイは和解を拒んでいた。

ジブラルタル基地に降り立ったアスラン、ニコル。久々のクルーゼ隊集結。そして、新たに隊が結成される。アスラン隊長のザラ隊誕生である。

AAにまたしても、敵襲が。フレイはキラに「あいつらみんなやっつけて」と改めて言う。キラ、フラガ出撃。カガリも見事にマードックを言い負かし、出撃。キラは2度目の海中戦に。
AAも必死に応戦。船内は大きく揺れる。フレイ、吐きそうになる。
スカイグラスパー2機は、母艦撃破に向かう。
そのころアスランは、イージスとともにカーペンタリアに移動中。

AAは、バレルロールを決行。360度回転とは・・・すごい。見事にひっくり返る。乗員たちは、えっ?席とかに座ってないの?あまりにも危険行為である。大砲発射で、グール撃破。そして再び360度回転で、元に戻る。

一方、スカイ2機はもうバラバラ。カガリは被弾受け、AAに戻ることに。しかし、方角わからず、アスランが乗っている輸送機に遭遇。カガリ、攻撃。被弾を受けた輸送機は、イージスを離す。一方、カガリも被弾し、無人島に不時着。そして、そこにはアスランの姿があった・・・。

次回はいよいよ二人の運命の出会い。乞うご期待。



PHASE-24「二人だけの戦争」

このサブタイトル、第08MS小隊の第一話のサブタイトルでもあるんだよなあ・・・。

ついにこの時が来てしまいましたか。カガリとアスランの運命の出会いが・・・・。
銃を構えるカガリに対し、アスランはナイフで応戦。カガリが、アスランの落とした銃を蹴飛ばした隙に、アスランは崖の上に逃げ込む。凄い身体能力・・・。そして、隙を狙ってカガリに襲いかかる。そしてカガリは、最終手段に・・・・。

「キャーーーーー!!!!」

なのね・・・。アスランは、相手が女だと悟る、ってなに胸に腕乗せてるんだ、早くどかせよ(笑)カガリは腕を縛られ、身動き取れない状態に・・・。一方、キラは、カガリ捜索に出ていた。一方、ザラ隊。イザークより初任務の命令が。「隊長の捜索」であった。ふう、お疲れさんですこと。

カガリは水溜りにはまり、スコールと相成っておぼれそうになる。アスラン、イージスの盾を、屋根代わりに使用。カガリは縄をほどかれる。アスランの忠告で、服を少し脱ぐカガリ。あ、胸が少し・・・・、アスランずっこける(笑)

ここで夜を明かすことになった二人。お互い言い争う二人。疲れのたまったアスランは、眠りこけてしまった。その隙に銃を奪おうとするカガリ。そのとき、起きてしまったアスランに驚き、そしてカガリは銃を持つ。それも下着姿で・・・。

カガリ「お前を撃つ気はない。でも、あれは地球の人たちをたくさん殺すんだろ!」
アスラン「なら撃てよ、その引き金を引いているのは俺だ。」

カガリの脳裏に、バルドフェルドのあの言葉がよぎる。「やっぱりどちらかが滅びなくてはならんのかね?」

銃を投げつけるカガリ。身を呈するアスラン。銃の暴発で、傷を負うアスラン。傷を治すと言い張るカガリ。アスランは「服着てくれないか・・・?」身を恥じるカガリであった。

夜が明け、救助が来た。お互いの名前を教えあい、そして別れた。カガリはキラの元に・・・。



PHASE-25「平和の国へ」

アークエンジェルは、ザラ隊の攻撃を受けていた。そして、キラとアスラン、剣を交える。アークエンジェル苦戦。カズイは怖がる・・・。イザークはストライク掃討に夢中。しかし、ストライク、バク転で蹴飛ばす。アスラン、キラの上達振りに驚かされる。

そのころ、オーブでは、領海での戦闘対応に追われていた。進路変更を勧告するオーブ。そんな中で、カガリはこのまま突っ込むように指示。そして、無線通じて、ウズミを呼ぶよう要求。ここでカガリの真の正体が明らかに・・・・。首長の娘であったことが発覚。なかなか信じてもらえない軍隊。その間にもザラ隊の攻撃は続く。エンジンも被弾。領海に落ちてしまった・・・。

オーブに連れ込まれたアークエンジェル。キサカの正体も明らかになる。一方、ザラ隊はオーブ発表のにせ情報に怒り心頭。本土への潜入作戦を試みるのであった。

カガリは侍女に無理やりドレスを着せられる。フレイは超嫉妬。そのころ、ウズミはストライクのデータ、キラのモルゲンレーテへの技術協力を求めていた。今回の件もまたナタルと対立するマリュー。そんなマリューに、フラガ背中を触る。しかし、「やめてください、セクハラですよ」時代が時代だなあ・・・。



PHASE-26「モーメント」・・・この回はミゲルこと西川貴教がナレーションを務めるこれまでの総集編。しかし、ちょっとなあ。やっぱナレーションはマリューじゃないと・・・。ここはもう省略していいだろう。


PHASE-27「果てなき輪舞」

この日からOP変更。今回はモルゲンレーテのエリカ・シモンズ(子持ち)が、これまでのキラの戦闘記録を振り返るというもの。また総集編か・・・・。もういいよ、次行ってよ、次に・・・。エリカはアークエンジェルの指揮系統に人的問題があると指摘。鋭いところついてきたな・・・。さらにこれまでうまくいってきたのは、キラの奮戦と偶然が重なったものだなんて・・・。マリューの立場なし・・。

そして、ここでエリカはSEED(Superior Evolutionary Element Destined-factor)の存在を明らかにする。しかし、これも謎だらけに終わっちゃうんだよなあ・・・。結局、SEEDって何だったんだ・・・?

そこにキラがやってきて、見せられたものは、M1アストレイ。「これが中立国オーブの本当の姿だ」とカガリ、頬腫れて登場。ぶたれたのはわかるが、一体昨日何があったのだろうか???そしてアストレイ3人娘、出撃。しかし、この動きは・・・。そして、キラに技術協力を改めて求めるのであった・・・。



PHASE-28「キラ」

サイ、ミリィらは、短時間ながら家族との対面が許可された。大いに喜ぶサイたち。しかし、親のいないフレイは、彼らを嫉妬しているような目で見つめていた。

家族のとの対面に涙するサイら。一方、キラの両親はウズミと会っていた。 「運命のいたずらか、子供たちが出会ってしまったのです。」意味深な発言をする彼であった。

一方、キラはプログラムの修正に追われていた。そこにフレイが現れる。フレイは尋ねる。なぜ家族に会いに行かないのかと。そして、フレイは激怒する。親を亡くした自分に同情しているからなのかと。

「冗談じゃないわ!やめてよね、そんなの!なんで私があんたなんかに同情されなきゃならないのよ!!」
「つらいのはあんたのほうでしょう!かわいそうなのはあんたのほうでしょう!! かわいそうなキラ、一人ぼっちのキラ。戦って辛くて、守れなくて辛くて、すぐ泣いて。だから・・・。なのに、なのに、なんであたしがあんたに同情されなきゃならないのよ!!」

「フレイ、もう・・やめて。もうやめようよ。僕たち・・・間違ってたんだ・・・。」
「なによ・・・なによ!そんなの!!」


そして、キラの両親とウズミ。「どんな事態になろうとも、絶対に私たちがあの子に真実を話すことはありません。」「兄弟のことも・・・・ですな。」キラの出生に何か秘密があるようだった・・・。

キラのおかげで、アストレイの機動性が大幅に向上した。しかし、フラガは両親に会おうとしないキラが気がかりだった。キラは言う。 「今会うと、言っちゃいそうで嫌なんですよ。なんで僕をコーディネーターにしたの?って。」

その時だった。トリィが突然飛び立った。その先には・・・・潜入していたアスランの姿が。自らの生みの親のもとに・・・。無意識のうちに腕をかざすアスラン。そこにとまったトリィ。そして・・・・キラが現れる。

トリィを乗せたアスランは、キラのところに歩み寄る。その姿に驚くキラ。図らずもフェンス越しで再会した二人。だが、他人のふりをするしかなかった。

「きみの・・・?」トリィを返すアスラン。
「あり・・がとう」

「おい、行くぞ、」ディアッカの呼びかけで、車に戻ろうとするアスラン。そのとき、キラは言った。

「昔、友達に・・・大事な友達にもらった・・・・大事なものなんだ。」
「そう・・・。」

『あんなに一緒だったのに』が流れ、これまでの戦いの回想シーンが出る。そして、次回に続く。

ところで、DVDには「キラ」のディレクターズエディションが特典として収録されているのだが、TV放送版との違いは、『あんなに一緒だったのに』のフルバージョンが流され、回想シーンもそれに合わせて、増やしているというぐらいのもの。うーん、これだけというのはちょっと・・・・。でも、TVとは違い、そのままEDテーマとして続いていくので、終わり方としてはこっちのほうが遥かに良い。やっぱりTV放送だと、タイアップの関係とかで、できなくなっちゃう部分もあるんだよなあ~。なんちゅうか、タイアップの弊害というのを感じてしまいましたなあ。



PHASE-29「さだめの楔」

キサカ、軍服で登場。あのワイルドさとは打って変わって、キリッとしてますな。

ザラ隊はアークエンジェルを待ち構えていた。待ちきれずイライラするイザーク。グラビア読むディアッカ。クーデター話も持ちかける・・・。アスランはキラ、カガリのことを思い出していた・・・。

一方、アークエンジェルはトールもスカイグラスパーに搭乗することになった。それも志願して。身を案じるキラたち。そしてカガリも、アークエンジェルのもとに向かおうとする。それをウズミは止めようとする。戦うことだけが戦争だけでない、戦争の根を学べと。
別れ際、キラの両親も駆けつける。キラは「ごめん」と伝えることしかできなかった。そして、カガリはキラを抱きしめる。親同士は驚く。「死ぬなよ・・・。」「もう大丈夫だから」
アークエンジェルはアラスカに向けて、飛び立った。

そこに待ってましたと、ザラ隊。「ミーティア」流れて、ストライク出撃。フラガ、トールも続く。猛烈な勢いで、デュエル、バスター打ちのめす。そして、空中でエールに換装。トールも援護射撃。アスランを徐々に追い詰める。

そ して、ついに1対1の対決に。イージスは燃料切れ。とどめを刺そうとしたそのとき、透明ガンダム、ブー太郎(ニコル)が迫る。とっさにかわして、剣を振りかざす。見事にやってしまった・・・・。
「アスラン、無事で。母さん、僕のピアノ・・・・。」

ブー太郎死す・・・・。

キラ、ガッツポーズ(本当は違うけど、どう見てもそうにしか見えない・・・)。アスランの叫び声が響くのであった・・・。

次回は「線香の刻」。ニコルのご冥福を祈る・・・。って「閃光」だっつーの!



PHASE-30「閃光の刻」

ニコルを倒して傷心のキラに待っていたのは、クルーの歓迎であった。それを拒むキラ。そんなキラに、フラガは言う。俺たちは戦争をしている、撃たなければやられると。それはキラもわかっているはずだった。しかし・・・・。

アスランは、ストライク=キラを討てなかった自分の甘さが、ニコルを死なせてしまったと悔いた。そして誓うのだった。今度こそ必ずキラを討つと。
そして、ザラ隊はAAの追撃に入っていった。総員第一戦闘配備。キラもストライクに向かう。そのとき、フレイが現れる。だが、

「後で。帰ってから・・・。」

そう言い残して。彼は行ってしまった。

ストライク出撃した途端、イザークら攻撃開始。必死にストライクを狙い打つ。そしてフレイは、ベッドでうずくまってしまった。オイオイ・・。んで、マリューも乳揺れ。激しい攻防が続いていく。

AAはイージスから被弾し、苦戦。この状況に居ても立ってもいられなくなったトールは、強引にスカイグラスパーで出撃。そして、ストライクへの攻撃がますます激しくなる。あたりは雷雨に。キラ、アスランの一騎打ち。その近くで、子供たちと一人の男の姿が・・・。マルキオ導師初登場。
AAは制御不能に陥り、不時着。そこにバスターが。しかし、フラガの攻撃で、バスター制御不能に。ついにディアッカ降伏。

キラ、アスランの一騎打ちは続いていた。そこにトールのスカイグラスパーが。アスラン、盾投げつけ、スカイグラスパーは・・・・撃墜。首がぶっ飛んだ・・・・。

そのとき、キラの種がはじけた。怒りに燃えるキラ。アスランの種もはじけ、キラを執念で討とうとする。もはや、彼らはかつての親友同士ではなかった。お互い自らの友を死なせた敵として、彼らは戦っていた。今度こそキラを討とうとしたそのとき、イージスはエネルギー切れを起こす。そして、最終手段として、アスランはイージスを自爆させる。二人の行方は・・・・。

っていうか、こんなにシリアスな展開になってくると、変なこと書きづらくなってくるなあ・・・。



PHASE-31「慟哭の空」

キラ、トールとの交信が不通になる。ミリィは必死に呼びかけるものの、応答はなく、ナタルは二人をMIAに・・・。彼らの戦死が信じられないミリィは、ショックを受けその場から離れる。悲しみをフラガにぶつけるミリィ。そして、2人を助けられなかった自分を悔やむフラガであった。

カガリは爆発の現場に来ていた。ストライクとイージスを前に、ショックを隠しきれない。キラを探そうとするが、そこには倒れたアスランの姿が・・・。

オーブの飛行船の中に運び込まれたアスラン。しかし、彼の目の前には、銃口を向けたカガリの姿があった。カガリはキラの行方を聞く。アスランはこう答えた。

「俺が殺した。」

彼女は絶句した。そして、泣いた。

「キラは危なかしくって、わけわかんなくて、すぐ泣いて。でも、優しい、いい奴だったんだぞ。」
「やっぱり変わってないんだなあ。あいつは昔から。」
「キラを知ってるのか?」
「知ってるよ、よく。小さいころからずっと友達だったんだ。仲良かったんだよ。」
「それで、なんで?なんでお前があいつを殺すんだよ!」
「わからない。わからないさ、俺にも!別れて、次に会ったときは敵だったんだ!あいつはコーディネーターだ。俺たちの仲間なんだ!地球軍にいることのほうがおかしい!なのにあいつは聞かなくて、仲間を傷つけて、ニコルを殺した!」
「だから、キラを殺したのか?お前が・・・。」
「敵なんだ!今のあいつはもう。なら倒すしかないじゃないか!」
「バカヤロー!なんでそんなことになる!なんでそんなことしなきゃならないんだよ!」
「あいつはニコルを殺した。ピアノが好きで、まだ15で、それでもプラントを守るために戦っていたあいつを・・・。」
「キラだって、守りたいもののために戦っただけだ!なのに、なんで殺されなきゃならない?!それも友達のお前に!!」

「殺されたから殺して、殺したから殺されて・・・それで本当に最後は平和になるのかよ!え?」

AAはどうにかアラスカに入港。しかし、フラガは2人の捜索に戻ろうと、機体修理を要求。マリューは反対する。今の状況で、フラガを出すことなどできないと。そして、

「あなたまで戻ってこられなかったら、私は・・・・。」密かに思いを伝えたマリューであった。

一方、フレイはようやくキラがMIAになったことを知らされる。キラが死んだ・・・。復讐の道具として利用していたキラの死。フレイの目的は果たせたのだが・・・。

ミリィはいまだトールの死を信じ切れなかった。ひたすら彼からの連絡を待っていた。来るはずのない連絡を・・・。そこに捕虜となったディアッカが現れる。ミリィに対し、

「何泣いてるんだよ。泣きたいのはこっちだぜ。」

ディアッカへの怒りをあらわにする彼女であった。

カガリはアスランの身をザフトに引渡した。そして、彼女が身に着けていたハウメアの守り石をわたす。彼が危なっかしいからだと・・・。
そのころ、プラントのラクス邸。あいかわらずハロと戯れるラクス。そこには、ベッドに横たわるキラの姿が・・・。い、いつの間に、プラントに????次回に続く。

それにしても、カガリのあのセリフ。どっかの国の大統領(イスラエルのシャ○ン)やテロ軍団に聞かせてやりたいもんだなあ~。



PHASE-32「約束の地に」

ついにアラスカに入ったAA。だが、そこでは密かにある計画が進められていた。新型ガンダム、サイクロプスシステム、そして「青き清浄なる世界のために」・・・・。AAは艦内待機を命じられた・・・。

一方のザフト。入院中のアスランのもとに、クルーゼが現れる。アスランは、ストライクを討った功績が称えられ、特務隊に転属、昇進することになった。そして新型ガンダムのパイロットになることも。アスランの父、パトリックは評議会議長に就任した。

そして、ラクス邸。目を覚ましたキラ。そこにはマルキオ導師の姿も。キラは、マルキオの家の庭に倒れていたのだ。それを見つけたマルキオが、プラントのラクス邸まで連れてきたのだという。キラにあの忌まわしい記憶がよみがえる。そして、マルキオは言う。

「あなたはSEEDを持つ者。」

キラはアスランと戦ったいきさつをラクスに語る。ラクスは「それは仕方のないことではありませんか、戦争であれば。」

評議会は紛糾していた。強硬派のザラ派、講和派のクライン派の分裂状態になっていた。それでも、アラスカへのオペレーション・スピット・ブレイクは着実に進行していた。

いまだに待機状態の続くAA。ナタルはシャワーを浴びて・・・・ってまたしても・・・。きわどいところまでよく見せますこと・・・。苛立つマリュー。ミリィはトールの死のショックから立ち直れていなかった。医務室に連れて行こうとするサイ。そこにフレイが駆け寄る。その時だった。トリィがサイの肩に飛んできた。その姿に、キラの面影を重ねたフレイ。トリィはすぐさまフレイのもとに。しかし、フレイは拒んだ。キラの死のショックからなのか?医務室に連れてかれたミリィだったが、そこには捕虜のディアッカが・・・。

サイもまた友人の死にショックを受けていた。だから、慰めてやることなんかできないとフレイに言う。そして、フレイにキラのこと好きだったんじゃなかったのかと問う。もとは復讐の道具としてキラを利用し迫っていた彼女は、それを頑なに否定した。だが、それは口だけであった。

ディアッカと遭遇してしまったミリィ。彼女に痛烈な言葉を浴びさせるディアッカ。

「バカで役立たずのナチュラルの彼氏でも死んだか?」

図星をつかれたミリィは、その場にあったナイフで、ディアッカを殺そうとする。それを止めるサイ。

「トールが、トールがいないのに、、、なんでこんな奴がここにいるのよ!!」

それを見たフレイ。コーディネーターに父を殺された記憶、キラとの記憶が浮かぶ。優しかったキラの記憶が・・・。そして、その場にあった銃で―ってなんで医務室に銃があるんだ!?ちょっとご都合主義じゃないか??―とにかく銃口をディアッカに向ける。

「コーディネーターなんてみんな死んじゃえばいいのよ!!」

それは父の復讐のためだったのか?それともキラへの思いを打ち消そうとしたかったからなのか?引き金を引くフレイ。それを見たミリィ。危険を冒して、フレイの狙撃を阻止。

AAにようやく命令が下ったのはよかったが、マリューらは査問にかけられることに・・・。一体どうなるのか??



PHASE-33「闇の胎動」

ディアッカを撃とうとしたフレイを止めたミリィ。そんな彼女に疑問を投げかけるフレイ。自分だって殺そうとしていたのに、トールを殺したコーディネーターが憎かったのに、なぜ邪魔をしたのかと。しかし、ミリィは言った。「違う」と。

知らなかったとはいえ、図星をついてしまったディアッカ。そして感情的だったとはいえ、殺そうとしてしまったミリィ。それぞれ、自らの罪を悔いたのだった。

一方、マリューらはサザーランド大佐による査問会を受けていた。敵であるはずのコーディネーターであるキラをストライクに乗せた責任を厳しく追及されるマリューら。彼さえ乗せなければ、ヘリオポリスが崩壊せず、第八艦隊も全滅しなかったのだと言うサザーランド。あまりの曲解さに、マリューらは苛立ちを募らせていた。

そして、キラは死んだ友人のトールのことを思い出していた。たとえコーディネーターであっても、仲間としてキラを認め、助けてくれたトール。彼の心は、友人、そして守れるべきだった者を失った悲しみで満ち溢れていた。それでも、ラクスは戦って守れたものもあったのだとキラを励ますのだった。そしてある決意を胸に秘めて・・・。

ミリィは、ディアッカのいる牢屋に自然と向かっていた。自らの罪を詫びるためか?それとも?だが、次の瞬間、彼と目を合わせてしまう。すぐさまその場を離れようとするミリィ。「待てよ。」ディアッカの言葉に反応するミリィ。ディアッカは、彼女にトールのことを尋ねた。それを聞いたディアッカは言った。「俺じゃない・・・。」「殺しに来たなら、やればいいだろ・・。」

査問会終了後、フラガ、ナタル、そしてフレイに転属命令が下った・・・・。



PHASE-34「まなざしの光」

転属命令により、ナタルに無理矢理連れて行かれるフレイ。って、この二人、同じ声優なんだよなあ。相変わらず思えない・・・。とにかく、AAの面々はフラガ、ナタル、フレイと別れることになった。一方で、地球連合軍本部は、密かにある計画を進めていた・・・。そして、AAにはアラスカ守備の命令が下された・・・。

そのころ、ラクス邸。「キラは雨がお好きですか?」と聞くラクス。そこに「ナンデヤネン」とハロがうまいことツッコミ(笑)。その場にはマルキオの姿もあった。

「自分の向かうべきところ、せねばならぬこと、いずれ自ずと知れるでしょう。あなたがたはSEEDを持つもの、ゆえに・・・。また、SEEDって言う・・・。だからあ、SEEDって何なんだよ、おい。

ザフト軍は、今まさにオペレーション・スピット・ブレイクを実行に移そうとしていた。その目標は、パナマでなく、アラスカ・ジョシュア、地球連合軍本部だった・・・。それは、ザフト軍人ですら驚かされたことだった。そして、それはキラの耳にも伝わった・・・。AAが危ない・・・。

そのころ、AAを離れたナタルら。それぞれ転属先の場所に向かおうとしたその時だった。ザフトの執拗な攻撃が始まった。本部に向かうフラガ。しかし、そこはもぬけの殻だった。一方、AAはアラスカの防衛に入った・・・・。

地球軍本部に降り立ったクルーゼ。その気配を感じるフラガ。そして、クルーゼは地球軍の計画の全貌を知る。クルーゼの気配を感じて、やってきたフラガ。因縁の対決再び。撃ちあう彼ら。しかし、クルーゼはすぐに去っていってしまった。そして、フラガもまた計画の全貌を知ることに・・・・。

AAのところに戻ろうとしていたフレイ。しかし、そこにクルーゼが現れる。フレイは銃口を向ける。だが、次の瞬間、彼女にとっては思いも寄らないことが・・・。

「パ・・・パ?」

声優同じだったのはこのためか・・・。その後、クルーゼはフレイを気絶させ拉致。一体、なにゆえに??

「僕は行くよ。地球へ戻らなくちゃ。」キラは決心した。

「何もできないといって、何もしなかったら、もっと何もできない。何も変わらない、何も終わらないから。・・・・僕たちは何と戦わなきゃならないのか、少しわかった気がするから・・・。」

 キラの決心に協力することにしたラクス。キラにザフト軍の軍服を着させる。そして、彼をあの機体のもとに・・・・。ZGMF-X10A、フリーダム。「思いだけでも、力だけでもだめなのです。キラの願い、行きたいと思う場所にこれは不要ですか?」

「君は誰?」
「私はラクス・クラインですわ、キラ・ヤマト」

ラクスはキラの頬に口付けをした。そして、キラは乗り込み、そして飛び立った。AAのいる地球へ・・・。



PHASE-35「舞い降りる剣」

ザフト軍、地球軍の戦闘は激しさを増すばかりだった。(撃墜シーンも激しさ増してる・・・。コクピット内爆発だもの・・・。)必死に防衛戦を行うAA。その防衛が無駄になるとも知らず・・・。フラガはバイクかっ飛ばす。めったにないシーンだなあ・・。どうにか戦闘機に乗り込んだフラガは、一路AAのもとに向かう。そしてサザーランド大佐らは、計画の実行準備に入っていた・・・。

もはや絶体絶命の状況に追い込まれたAA。そこにフラガの乗った戦闘機が着地。すぐさま、フラガはマリューのもとへ。驚くマリュー。そして、フラガは撤退を命じる。ここで地球軍の計画が明らかに・・・。本部地下にはサイクロプスが仕掛けられており、作動すると半径10キロメートル以内は、溶鉱炉になってしまうのだというのだ。守備軍を利用して、ザフト軍をうまく誘い込み、戦力の大半を奪おうという計画なのだ。つまり、AAは捨て駒にされたのであった。

(そして、CM。あ、「金八先生」のゲームのCMだ。その直後、アイキャッチ。あ・・・アスランがキラに変わってる・・・・。とうとう盗られちゃったなあ、アスラン・・。

地球軍本部への怒りをあらわにするマリュー。ついに自らの独断で戦闘海域離脱を命じるのだった。フラガも出撃し、なんとかして離脱を試みるAA。しかし、デュエルも出てきて、ザフトの執拗な攻撃の前に、もはや大ピンチ。そして、AAの目の前に銃口が・・・・。もうだめだ・・・・

と、その時だった。空から一機の機体が舞い降りた。フリーダム・・・キラだった。援護に入るキラ。種がすぐにはじけて、一斉放射。そして、ザフト・地球両軍に撤退を呼びかけるのだった。敵を倒すのではなく・・・・。これにデュエルが立ち向かう。しかし、キラはすばやく攻撃をかわし、そして・・・・脚を切り捨て、戦闘海域を離脱させたのだった。イザークは、キラの行動に疑問を抱くのであった・・・。

それから間もなく、サイクロプスが作動開始。強力電磁波(?)が襲いかかる。ザフト軍パイロット、体膨れ上がって破裂。うわ、内臓も出てないか?まるで「北斗の拳」でケンシロウに倒される時のようだ。逃げ惑う人も一瞬のうちに破裂。こんな描き方していいのかしら?次々と物は壊され、人も破裂する。そして地球軍本部は、水爆のような爆発をしたのだった・・・。(これもいいのかなあ?)

サイクロプスからどうにか逃げ切ったAA。一方、プラントは、作戦失敗で大混乱に陥っていた。さらにアスランは、ラクスがフリーダム奪取の手引きをしたことを知らされ、ショックを受けたのだった・・・・。



PHASE-36「正義の名のもとに」

ラクスとの婚約を解消され、フリーダム奪還の命令を受けたアスラン。証拠のカメラ出されちゃうんじゃあ・・・・。(しかもラクス、カメラ目線。)さらに接触したと思われる人物、関係のある設備の排除までも。新型機体には、ニュートロンジャマーキャンセラーが搭載されていた。プラントはすべての核を放棄すると言ったにもかかわらず。だが、ザラ議長は勝つためには必要なのだと。アスランはジャスティスに乗り込み、フリーダム探索に出るのであった。

一方、キラはAAの面々と再会を果たすのだった。出迎えるAAのメンバー。そしてキラは宣言するのだった。自分はザフトでも地球軍でもないと。そしてフリーダムを奪おうとする者は敵対しても自分が守るのだと。

クライン邸を訪れたアスラン。だが、そこはもぬけの殻だった。そこに草木の茂る音が。警戒するアスラン。しかし、その正体はハロだった。「ミトメタクナイ!」アスランの心情を表しているのか???そのハロが導いた場所は、ラクスが初めて劇場で歌ったときにもらった記念の花の畑だった。何かを悟ったアスラン・・・・一体どこへ?

AAの状況を知ったキラ。(ってちょっと偉そうになってないか??)そして、キラはマリューに聞く。これからどうするのかと。もはやAAは敵前逃亡艦。こんなときにこそ、何と戦わなければならないのかと考え、それと戦うべきなのだとキラは言った。

自らの寝床に戻ってきたキラ。そこにはフレイの使っていた口紅が・・・・(うそだろ)。フレイのことを思い出すキラ。そこにサイが現れた。サイからフレイは転属になったことを聞かされたのだった。そして、サイは言った。キラを見ていると、自分が惨めに思えてしょうがなくなってくると。そんなサイにキラは言う。サイにできないことは僕にできるかもしれない、でも僕にできないことをサイはできるんだと。ようやく二人のわだかまりが解けたのだった。

一方、アスランは「White Symphony」にたどり着いた。もはや劇場は廃墟と化していた。そこにいたのは「水の証」を歌うラクス・クラインだった。ラクスに詰め寄り、銃口を向けるアスラン。そしてラクスはアスランに問う。

「アスランが信じて戦うものは何ですか?いただいた勲章ですか?お父様の命令ですか?そうであるならば、キラは再びあなたの敵になるのかもしれません。そして私も・・・。」

その時だった。会場内に黒服の男が現れる。ザフト軍だ。
「ご苦労様でした、アスラン・ザラ」
しかし、本来ならばラクスを撃たなければならぬところを、彼は背いた。アスランはラクスを守った。タゴスタらの協力もあり、この場を乗り切ったアスラン。そして、キラが地球にいることを知らされる。そして、アスランは地球に向かうのだった。



PHASE-37「神のいかずち」

オーブに救援を求めることになったAA。オーブにはカガリの姿もあった。AAが来たのを知ったカガリはすぐさまキラのもとへ・・。キラが生きていたことを知り、押し倒して泣いて喜ぶカガリ。っていうかなんて大胆なことを・・・。そして、ウズミはマリューに対しこう言った。貴殿の着ている軍服の意味を考えろと。

一方、サイたちはオーブに着いて一安心の様子。しかし、カズイにはある思いが・・・。彼の手には、かつて一度は破った除隊許可証があった。彼はもう艦を降りたがっていた。そしてミリィはというと、捕虜のディアッカが気になっていた。食事を届けに行く彼女。お前呼ばわりするディアッカに対し、ミリィは自分の名前を言った。だが、名前を呼ぶことさえも拒否した・・・。

キラは、カガリがアスランと会ったことを聞かされる。(キラを殺して)ひどく落ち込んでいたことも。そしてカガリは、なぜ親友と戦ってまで地球軍の味方をしようとしたのかと聞く。コーディネーターであるにもかかわらず・・・。キラは、自分がやらなくてはみんな死んでしまうと思ったから戦ったのだと答えた。だが、お互い親友同士殺しあおうとは考えてもいなかったのかもしれないとも語った・・・。

アラスカでの出来事を知るウズミ。サイクロプスの発動によるジョシュア崩壊は、ザフト軍によるものとして報道されていた。地球軍はますますザフトに対する憎悪を募らせていた。そして中立国に対する圧力も強まりつつあった。

ウズミは語る。ただコーディネーターだからナチュラルだからと、お互いを見る思想は、一層の軋轢を生むものだと。それを聞いたカガリはそのようなことをしていた自分を、顔を赤らめ恥ずかしく思ったのだった。そして、このままお互いを敵としてみなしてしまえば、結局は滅ぼしあうだけになると。マリューたちは今後の行く先の決断を迫られたのであった。

ザフトのパナマ侵攻が開始された。アラスカの弔い合戦として。クルーゼに連れてこられたフレイは、彼に銃口を向けていた。そんな彼女にクルーゼは言う。君はすでに死んだ身であると。兵士はみな母国のため、大義のために戦う。しかし君にはそんなことは似合わず、軍服は着ていても君は兵士ではないと。

マリューらはパナマへの攻撃が始まったことを知らされる(またも乳揺れ)。ミリィはアラスカでたくさん死んだというのに、いまだに続く戦闘にやるせなさを感じていた。劣勢の地球軍は、ついにモビルスーツ部隊を投入。ストライクをもとにした量産型MS、ストライクダガーである。しかし、ザフトのグングニールの前に、地球軍は壊滅的被害を受ける。ついには降伏する者も。それなのに、問答無用で撃つザフト軍。イザークはつぶやいた。
「動けぬものを撃って、何が面白い・・・。」見るも無残な風景が、広がっていた・・・。

再びAA。エリカ・シモンズに呼ばれたキラたち。見せたいものがあると。それは、修復されたストライクだった。「私が乗る」とカガリは言った。が、それを差し置いたのはフラガだった。「俺が乗る。」

「少佐」と言ったマリューに、「・・じゃないんじゃない?マリューさん。」
この瞬間、フラガは地球軍と決別することを決めた。

「いきなり僕と模擬戦は早すぎるんじゃないですか?」と心配するキラに、フラガは「うるせー、生意気言うんじゃないよ!!」ごもっともである。エンデュミオンの鷹だぜ。こうしてフラガはストライクのパイロットとなったのであった。次回に続く。



PHASE-38「決意の砲火」

パナマを落とされ、混迷状態の地球軍。そして、ようやくブルーコスモス総帥のアズラエルが初登場。そして、新ガンダム3機もようやく登場。そして、アズラエルはオーブに対し、地球軍に軍事協力しなければザフト支援国家とみなし、侵攻すると通告したのだった。

理不尽な要求に憤慨するアスハ代表。すでに地球軍艦がオーブに迫る。そこには新型ガンダムのパイロットの姿もあった・・・(こいつらもようやく出たか)

キラを追って地球にやってきたアスラン。向かった先は、イージスの自爆現場だった。そこには子供たちの姿が。そして、マルキオ導師も。そのころAAでは、マリューが全クルーの招集をかけた。全クルーに地球軍のオーブ侵攻を告げるマリュー。オーブはあくまで中立の立場をとり、そしてAAも選択を迫られた。戦うべきか否か、それは自らで判断すべきと。よってこれを機に艦を離れようと思うものは、速やかに退艦するようにと告げた。そして、マリューは全クルーに対し、頼りない自分についてきてくれたことに感謝し深々と礼を下げた。

オーブが攻められることに動揺するカガリ。そんなカガリにキラは言う。オーブのとった道は正しいと。そして、落ち着くようにと。自分も守るからと。嬉しさのあまりに、カガリは涙を流してキラに抱きついたのだった。

かねてからの希望通り、カズイは退艦する決意を固めた。しかし、サイらが残ることに戸惑いを感じ、臆病者、卑怯者だと思われることに恐れを感じたのだった。そんな彼にサイは言う。「お前には向いていないよ、戦争なんて。お前優しいからな。」他人は他人。自分は自分。サイはカズイの決断を素直に受け入れたのだった。

捕虜となっていたディアッカは解放されることになった。状況がわからず、戸惑うディアッカ。「お前も戦うのかよ?」というディアッカの問いかけに、ミリィは言った。「オーブは私の国なんだから・・・。」

艦内でたそがれるマリュー。そこにフラガが現れる。
「少佐は何で戻ってらっしゃったんですか?」
「いまさら聞かれるとは思わなかったぜ・・・。」
マリューの体を抱き寄せ、そして・・・・。

「わ、私は、モビルアーマー乗りは嫌いです。」
「俺、今モビルスーツのパイロット。」
再び抱き合い、またしても・・・・。その場を目撃してしまったノイマンたちだった・・・。

マルキオの家に来たアスラン。そこで子供に足を蹴られる。彼はザフトのカーペンタリア侵攻の際に、親を失ったのだとマルキオから聞かされるアスラン。「広げるはたやすく、消すは難しいものです。戦火は・・・。」

地球軍とオーブの戦闘が始まる。アストレイ三人娘、AAも参戦。その傍らで、戦闘を見つめるディアッカ。フリーダム、ストライクも揃って出撃。ついに実現しましたか。そして、レイダー、カラミティ、フォビドゥンも出撃へ。クロト、オルガ、シャニは薬を飲んでコクピットに。

次々と攻撃しかける新型3機。しかし、チームワークというものがない。でも強い。アストレイ三人もやられてしまった。この戦闘を目の当たりにするディアッカ。脳裏にミリィの言葉が・・・。いてもたってもいられなくなったディアッカは、モルゲンレーテからバスターを出撃させ、AAを援助する。
ミリィ「あいつ、なんで・・・?」

キラを追っていたアスラン。ちょうど戦闘中のフリーダムを目撃。その姿を見たアスラン、ラクスのあの言葉、あの子供たちのことが脳裏に浮かぶ。そして、新型ガンダムの攻撃からキラを守るのだった・・・。

そして、この戦いでもう一つの伝説が始まろうとしていた・・・でいいのか?(これのこと)



PHASE-39「アスラン」

戦闘は続く。アストレイ三人娘、フラガのストライク、そしてバスターが奮闘する。それにアスランのジャスティスが加わる。

「こちら、ザフト軍特務隊アスラン・ザラだ。聞こえるか、フリーダム。キラ・ヤマトだな。」思わぬ再会に戸惑うキラ。
「どういうつもりだ?ザフトがこの戦いに介入するのか?」
「軍からはこの戦闘に対して、何の命令も受けていない。この介入は俺個人の意志だ!」

そして、フリーダム・ジャスティスの連係プレーで、連合3機の攻撃をかわし、すぐさま反撃。うまい連携プレーですこと。オルガらはイライラしてきて、ついに味方にも攻撃。もうそれぞれ自分勝手でバラバラ・・・。で、結局薬が切れて、ハイ、撤退・・・。そして、アスランはキラに言うのだった。「話がしたい」と。

地上に降り立つフリーダムとジャスティス。そして、共にコクピットから出てくるキラとアスラン。歩み寄る二人。ともに友人を殺され、時に憎むべき倒すべき敵同士となっていた二人。そして悩み苦しんだ二人。その二人がついに、正面で向かい合うときが来た。そのときキラの肩に、二人の友情の証であるトリィが飛んでくる。
「やあ、アスラン。」
「キ、ラ・・・。」

そこに入り込んできたカガリ。ムードぶち壊し・・・・っていうわけでもないが、彼らの和解を一番望んでいたのは、他ならぬカガリだったのかもしれない。カガリは泣いて喜んだ。

キラとアスランの久々の会話。それも戦場ではない場所で。キラはたとえ守るためであっても戦う道を選んだ。一方、その会話をきいていたミリィはトールを殺したのがアスランだということを知る。ショックを受ける彼女。しかし、「あの人を殺したからと言って、トールが帰ってくるの?違うでしょ!!」ディアッカに言葉を投げつけたのだった。

アスランは、自らも道を選ぶべきという思いにとらわれていた。これからどうするのかというカガリの問いに彼は答えた。
「わからない。でも、もう答えは出ているのかもしれない・・・。」

そして、地球軍の再攻撃が始まろうとしていた。



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